小学校入学準備は物をそろえるだけでなく、子どもの安全対策から登下校時の通学路の確認も大切です。通学路を子供と一緒に歩いてみて、交差点や信号などの交通規則や、緊急時に備えランドセルに防犯ブザーを取り付けることなども必要です。
小学校入学準備は3月になると、幼稚園や保育園の卒園式など行事の重なる事が多くなり、感慨に浸る時間もなくなるので、教育委員会から連絡が来る前年の末ごろからゆとりをもって始めるのが良いでしょう。入学前の準備として教育委員会からは前年の11月から12月にかけて、就学前の健康診断、入学通知書が送られてきますから、この頃から準備する持ち物のリストを作ったり、何より大切な心構えの準備に入ればあわてることも少なくなります。
入学準備と言えば、ランドセルをはじめとした持ち物の準備が思い浮かぶでしょうが、登下校途中のこどもの安全対策を優先して考えてみましょう。
小学校入学準備は社会との接触も考慮し、公共マナーを教える上で通学路の確認は意義のある作業になるでしょう。小学校正門まで、子どもと一緒に何回か往復してみることが大切です。小学生になる子供には、幼稚園と違って保護者の送り迎えがなくなりますから、社会生活上の最低限の規則、マナーを身につけさせる良い機会になります。交差点では交通事故の注意、信号のある通路なら信号などの交通規則を守れなくてはいけません。近所の人や顔見知りの人に会った時には、挨拶を教え、4月からの入学を知らせておけば周囲の人の目も危険から守ってくれる助けになります。
小学校の正門まで子どもの足で何分かかるかを知ることも、その後の緊急時などいろいろな目安になって役立つことになります。親の目は危険な場所、建物、空き地、人通りのない場所などをチェックし、児童を一人にしない方策を考えておきましょう。
子どもの安全対策として、持ち物では防犯ブザーの準備が必要です。
防犯ブザーにはいろいろな種類があるので、効果的に利用するには自治体などから情報を集め、年齢に合わせた機能や特徴を確かめた上で購入するのが良いでしょう。
防犯ブザーは、低学年のうちはブザー自体を握るだけで鳴るタイプもあり、丸い型なら小学生が握りやすいです。手のひらに入り、本体を強く握るとブザーが鳴るタイプですから、あわてても操作に手間取ることは少ないと思います。
防犯ブザーの本体とピンが一体となっているものは、防犯ブザーが手の届かないところへ行ってしまうことがなく、鳴っている場所がわかりやすいものです。
防犯ブザーは、使いたいときにすぐ使えなければならないので、取り出すのに時間がかかったり、洋服などに引っかかったりすることがあってはいけません。また首にぶら下げて持ち歩くタイプだと、首に巻きつく可能性があります。
これらのことから、防犯ブザーの取り付けはランドセルが適当で、ランドセルの肩の位置での固定型が良く、肩から腕の脇にかかる部分に装着してあげれば、子どもの利き手に近く、落としたり、誤報が少なくなります。
防犯ブザーの商品例を紹介します。
防犯ブザーをランドセルの胸に!という広告の商品は、315円で「ブザーつりつり」という商品名です。この防犯ブザーは、ランドセルの背負いベルトの、手が届きやすい胸の辺りに付けるタイプです。胸のあたりは目立たつ場所なので、不審者が敬遠する効果も期待できます。
また2,650円 (税込)の「離れるとアラーム」は丸いデザインと四角いデザイン両タイプあって、送信部が一定距離以上離れるとアラーム音と振動で知らせてくれます。
「音と光の110番」という商品は、携帯アラーム機能の他に、ドア対応タイプで懐中電灯機能付です。丸いデザインの1,575円 (税込)で、ひもを引くとアラーム音が鳴りライトが点滅するので、暗い夜道を通る大人にも便利なタイプです。
「ピカチュウ」という商品名、ポケットモンスター(ポケモン)は、1,029円で丸いデザインの防犯ブザー・防犯ベルです。子供に人気の「ポケットモンスター(ポケモン)」が描かれているので子供にも興味が湧き、親としては余計な説明が少なくて済む点が楽かもしれません。かわいいデザインに加え、手のひらに収まる小型サイズで、「モンスターボール」を引き抜くとブザーが鳴るという、ポケモンファンには楽しい操作手順です。
子どもにランドセルを背負わせ、子どもの利き手が、防犯ブザーに無理なく来るあたりにつけたら、操作にも慣れなくてはいけませんので、電池を抜いた上でスムースに扱えるようになるまで何度か練習させてください。